2024年4~5月のポルトガル旅行記です。
リスボンの主な観光スポットをエリア別に紹介します。各施設の料金やリスボアカードが対応しているかも書いています(2025年9月調べ)。
リスボアカードについての詳しい解説は以下から。

紹介するエリアは中心部の「バイシャ地区」「アルファマ地区」「バイロ・アルト地区」「シアード地区」、後は世界遺産のジェロニモス修道院とベレンの塔がある「ベレン地区」です。リスボンは「7つの丘の街」と呼ばれ、かなり起伏が激しい土地なので、交通機関をうまく使って移動すると便利です。
リスボンの交通機関や路線図などの詳細は以下にて解説しています。

それでは各エリアの観光スポットを紹介していきます。
バイシャ地区周辺
人気の観光エリア「バイシャ地区」です。バイシャは「低い土地」という意味で、その名の通り、高台にあるバイロ・アルト地区/シアード地区とアルファマ地区に挟まれているエリアです。1755年のリスボン大地震の後再開発され、現在ではレストランやお土産屋が多く並んでおり、街歩きやショッピングなどが楽しめるエリアです。

バイシャ地区とその周辺の主な観光スポット一覧です。①~③広場、④⑤展望台、⑥ケーブルカー、⑦博物館などです。
各施設は公式サイトにリンクさせています。2025年9月時点の料金、またリスボアカードがある場合に無料になるか割引になるかを記載しています(最新情報は公式サイトにて確認してください)。
観光施設名 | 料金 | リスボアカード |
①ロシオ広場 | 無料 | ー |
②フィゲイラ広場 | 無料 | ー |
③コメルシオ広場 | 無料 | ー |
④アルコ・ダ・ルア・アウグスタ(勝利のアーチ) | 4.5ユーロ (展望台) | 無料 |
⑤サンタ・ジュスタのエレベーター | 6.1ユーロ | 無料 |
⑥ケーブルカー(ラブラ線) | 4.2ユーロ 現在休業中 | 無料 |
⑦リスボン・ストーリーセンター | 7.5ユーロ 現在休業中 | 無料 |
バイシャ地区に関連する記事は以下となります。

アルファマ地区周辺
「アルファマ地区」はバイシャ地区の東側です。リスボンで最も古いエリアで、「リスボンの下町」とも呼ばれています。1755年のリスボン大地震でも被害をあまり受けなかっため、今でもイスラム支配時代の古い建物が残っており、街歩きが楽しいエリアです。また、サン・ジョルジェ城はリスボンで一番高い場所にあり、おすすめ展望台スポットです。

アルファマ地区とその周辺の主な観光スポット一覧です。①城/展望台、②~⑤教会、⑥⑦展望台、⑧~⑫博物館/美術館などです。⑫国立アズレージョ博物館はアルファマ地区から大分離れていますが、ここでは周辺エリアとして紹介しています。
各施設は公式サイトにリンクさせています。2025年9月時点の料金、またリスボアカードがある場合に無料になるか割引になるかを記載しています(最新情報は公式サイトにて確認してください)。
観光施設名 | 料金 | リスボアカード |
①サン・ジョルジェ城 | 15ユーロ | 無料 |
②リスボン大聖堂 | 7ユーロ | 20%オフ |
③サント・アントニオ・デ・リシュボア教会 | 無料 | ー |
④サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ修道院 | 8ユーロ | 25%オフ |
⑤サンタ・エングラシア教会 | 10ユーロ | 無料 |
⑥サンタ・ルジア展望台 | 無料 | ー |
⑦セニョーラ・ド・モンテ展望台 | 無料 | ー |
⑧くちばしの家 | 3ユーロ | 無料 |
⑨装飾芸術美術館 | 10ユーロ | 20%オフ |
⑩ファド博物館 | 5ユーロ | 無料 |
⑪軍事博物館 | 3ユーロ | ー |
⑫国立アズレージョ博物館 | 10ユーロ | 無料 |
サン・ジョルジェ城の記事はこちら。

リスボン大聖堂とサンタ・ルジア展望台の記事はこちら。

国立アズレージョ博物館の記事はこちら。

バイロ・アルト地区/シアード地区周辺
「バイロ・アルト地区」「シアード地区」はバイシャ地区の西側になります。バイロ・アルトはポルトガル語で「高い地区」を意味しています。リスボンでも古い地区でファドが聴ける酒場やレストランが多く、リスボンの若者に人気のエリアです。シアード地区は古くからの商業施設エリアで、高級ブランド店や有名なカフェが集まっています。

バイロ・アルト地区/シアード地区とその周辺の主な観光スポット一覧です。①~③教会、④展望台、⑤広場、⑥⑦ケーブルカー、⑧~⑪博物館/美術館です。また、エリアの西側の一部の施設(③⑨⑩⑪)も記載しています。
各施設は公式サイトにリンクさせています。2025年9月時点の料金、またリスボアカードがある場合に無料になるか割引になるかを記載しています(最新情報は公式サイトにて確認してください)。
観光施設名 | 料金 | リスボアカード |
①サン・ロッケ教会 | 8ユーロ~ | 50%オフ |
②カルモ修道院 | 7ユーロ | 25%オフ |
③エストレラ大聖堂 | 無料 | ー |
④サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台 | 無料 | ー |
⑤カモンイス広場 | 無料 | ー |
⑥ケーブルカー(グロリア線) | 4.2ユーロ 現在休業中 | 無料 |
⑦ケーブルカー(ビカ線) | 4.2ユーロ 現在休業中 | 無料 |
⑧シアード美術館 | 10ユーロ | 無料 |
⑨人形博物館 | 7.5ユーロ | 無料 |
⑩国立古美術館 | 7.5ユーロ | 無料 |
⑪東洋博物館 | 10ユーロ | 20%オフ |
リスボン観光名物のケーブルカーは以下にて解説しています(現在運休中とのこと)。

ベレン地区周辺
ベレン地区はリスボン中心地から結構離れていますが、バスやトラム、ポルトガル鉄道(CP)が走っていますので、アクセスは容易です。リスボンで唯一の世界遺産があります。リスボン観光では外せないエリアです。

ベレン地区とその周辺の主な観光スポット一覧です。①②世界遺産、③モニュメント、④~⑩博物館/美術館です。
各施設は公式サイトにリンクさせています。2025年9月時点の料金、またリスボアカードがある場合に無料になるか割引になるかを記載しています(最新情報は公式サイトにて確認してください)。
観光施設名 | 料金 | リスボアカード |
①ジェロニモス修道院(世界遺産) | 18ユーロ (教会無料) | 無料 |
②ベレンの塔(世界遺産) | 15ユーロ 現在休業中 | 無料 |
③発見のモニュメント | 10ユーロ | 無料 |
④アジュダ宮殿 | 15ユーロ | 無料 |
⑤王室財宝博物館 | 11ユーロ | 無料 |
⑥国立馬車博物館 | 15ユーロ | 無料 |
⑦海洋博物館 | 8ユーロ | 20%オフ |
⑧国立考古学博物館 | 5ユーロ 現在休業中 | 無料 |
⑨ベラルド美術館 | 15ユーロ | 25%オフ |
⑩MAAT | 15ユーロ | 15%オフ |
世界遺産のジェロニモス修道院とベレンの塔は以下にて解説しています。
