2024年4~5月のポルトガル旅行記です(料金は2026年2月調べのものを記載してます)。
世界遺産「ポルト歴史地区」を構成する「クレリゴス教会」を観光しました。バロック様式の見応えある教会で、さらにポルトで一番高いクレリゴスの塔の最上部から街を360度見渡すことができます。
この記事では世界遺産クレリゴス教会の見どころ、歴史、入場料金などを解説していきます。
世界遺産「ポルト歴史地区」の全体の解説は以下より。

世界遺産クレリゴス教会の歴史
クレリゴス教会の簡単な歴史です。
1732年クレリゴスの修道士らの依頼により、イタリア人芸術家ニッコロ・ナッソーニが建造をスタートさせ、1750年に完成しました。
ニコロ・ナッゾーニはポルト大聖堂の増築にも関わっています。
クレリゴス教会はバロック様式で建てられ、全体の平面図も典型的なバロック式の楕円形平面図となっています。楕円形平面図を持つ教会としてはポルトガルで最初のものです。
ポルト市内で1番高いクレリゴスの塔(約75m)は、1754〜1763年にかけて建てられました。こちらもバロックの装飾が施されました。市内の至る所から見ることができ、ポルトの象徴的な建造物となっています。
1996年に「ポルト歴史地区」を構成する世界遺産として登録されました。
場所・料金・営業時間
クレリゴス教会の場所は以下となります。サン・ベント駅から徒歩10分弱程度でアクセスできます。
入場チケット料金と営業時間は以下となります(2026年2月調べ)。詳細は公式サイトにて。
- チケット料金:10ユーロ(予約制で教会2階/博物館/塔へ行ける) ※教会1階部分は無料
- 営業時間:9:00~19:00
ポルトカードがあれば25%オフになります。
教会自体は無料で入れますが、2階以上(塔や博物館)に行くのは有料です。さらに有料エリアは人数制限があり、時間ごと(30分間隔)の予約制となっています。公式サイトなどで事前にオンライン予約していくとスムーズかなと思います。
自分はその場で入場チケットを購入しましたが、1時間後に再訪問することになりました。
クレリゴス教会の全体図
クレリゴス教会の全体図です。上から見るとよく分かりますが、教会部分がバロック式の楕円形平面図です。バロック様式はド派手な装飾というイメージがありますが、根底に躍動の美学が存在しており、装飾も含めてその構造には凹凸の強調やうねる曲面、楕円が多く取り入れらています。

入口は赤矢印の部分です。教会から塔までの間の長いエリアは博物館となっています。観光の最大の見どころは市内で1番高い塔で、最上階からはパノラマで街並みを見渡すことができます。
クレリゴス教会の観光の所要時間は、有料エリアも合わせて大体1時間30分〜2時間程度かなと思います。
主な見どころ
クレリゴス教会の主な見どころを解説していきます。
外観
自分は歩いてクレリゴス教会まで向かいました。クレリゴス通りの緩やかな坂道を登っていくと向こうに立派なファサードが見えてきます。

かなり細長いです。

バロック調の装飾が施されています。そこまでド派手な感じはなく、落ち着いた見た目かなと。

見る角度を変えてみると変わった平面図の教会であることがよく分かります。

こちらは教会の後方部分にあるクレリゴスの塔です。ポルトの象徴であり、市内で最も高い建物です。75.6mあります。塔最上部からはポルトの街並みをパノラマで見渡せます。

こちらもバロック調の装飾です。

教会内部
クレリゴス教会の入口はファサードに向かって右側にあります。中にチケット売り場がありますが、すでに結構人が並んでいます。

チケット売り場です。

教会1階部分は無料なので、入場チケットを買わない場合は、並ばずに売り場近くの入口から内部へ行けます。

教会内部です。とても美しいですね。ヨーロッパでよく見かける身廊がある教会とは違い、中心に座席があり、その周囲に礼拝堂が並んでいます。

バロック式の礼拝堂がいくつも並んでいます。


天井も楕円形のドームです。

主催壇もバロック式で豪華絢爛。ポルトガルの教会でよく見かける階段式の祭壇です(天国への階段)。左右のパイプオルガンもとても美しいです。

教会2階と博物館
ここからは有料ゾーンとなります。チケット売り場からアクセスできます。
以前使用されていた部屋を観ることができます。


2階から教会内部を見学できます。1階とはまた違った角度で観れるので楽しめます。


1階ではあまり近くで見れなかったパイプオルガンもしっかり観れます。溜め息が出るような細かいデザインです。

主催壇もすぐ横から覗くことができます。

主祭壇の真後ろから観た教会内部です。かなり隅々まで見学できます。バロックの特徴であるうねりのある曲線が随所に見られます。

教会を後にしてさらに進むと展示エリアがあります。イエス・キリストのアート作品が山のように展示されています。


イエスさんが多過ぎて、博物館としては正直まあまあかなといった内容です。造りはかなり精巧かなと思います。


クレリゴスの塔
最大の見どころはクレリゴスの塔ですね。博物館を見終わって、階段を上っていくと塔の最上階へ行けます。塔は6階建てで頂上に上がるまで225段の階段があります。

クレリゴスの塔は鐘楼なので、登る途中で鐘を近くで観ることができます。


最上階へ到着。ポルトの街をパノラマで見渡せます。クレリゴスの塔最上階は市内で一番高い場所なので、何か特別感がありますね。

すぐ左下に見えるのはポルト大学です。

ポルトの街並みを存分に楽しめます。天気も良くてナイスタイミングです。

ドウロ川方面。左側に見えるのはポルト大聖堂です。ドウロ川の向こう側はビルが建っており、近代的な街並みです。

まとめ
世界遺産クレリゴス教会の観光の見どころまとめです。
- 他では見られない楕円形平面図の教会
- クレリゴスの塔は市内で一番高く、ポルトの街並みをパノラマで見渡せる
- チケットは予約制(時間制)なのでオンラインで事前購入がスムーズ
- 観光の所要時間は1時間30分~2時間程度

