トルコ

【2026年版】トルコ観光がお得!ミュージアムパスとは?値段/種類/入場施設/お得具合を徹底解説!

トルコ ミュージアムパス トルコ

トルコには観光施設巡りがお得になるミュージアムパスが複数あります。

この記事では各ミュージアムパスの値段や種類、入場できる施設を解説していきます。さらに各施設の料金を踏まえて果たしてミュージアムパスがどれくらいお得になるのかを考察します。

値段などは2026年4月時点調べの情報を記載しています。

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どんな種類があるか?

ミュージアムパスは全5種類あります。トルコ人に特化したものもありますが、ここでは観光客が購入できるものを紹介します。ちなみにトルコ観光庁が発売してる公式のミュージアムパスのみの解説となります。

4つは各エリアに特化したもので、1つはトルコ全国の350以上の博物館に入れる最強のパスです。自分は1ヶ月間トルコにいたので迷わず「ミュージアムパス・トルコ」を購入しました。後述しますが、かなりお得になりました。

また、各ミュージアムパスは最初の利用から何日間使えるというように有効期限が決められており、さらに同じ施設へ再入場はできません。

どんな施設に入れるか?

ミュージアムパスはその名の通り、博物館に入場できるパスです。例えば遺跡なども野外博物館という扱いなので対象となります(エフェソス遺跡、ギョレメ野外博物館、パムッカレ・ヒエラポリス遺跡など)。博物館や遺跡巡りが好きな人にとっては、使い方次第でかなりお得になるパスだと思います。

トルコの歴史と世界遺産
トプカプ宮殿
トルコ ミュージアムパス
ギョレメ野外博物館
トルコ ミュージアムパス
パムッカレ
トルコ ミュージアムパス
エフェソス(エフェス)遺跡

イスタンブールのアヤ・ソフィアは以前はミュージアムパスで入れたのですが、近年モスクになってしまった(戻ってしまった)ので対象外になりました。これは残念です。

購入場所は?

各ミュージアムパスの購入場所は博物館の受付となりますが、観光客がたくさん訪問するような人気の博物館でないと取り扱ってないようです。

ミュージアムパスを取り扱っているかどうかは受付で表記されているのですぐ分かるかと思います。ちなみに左の写真はミュージアムパス・トルコ(€165)、右の写真はミュージアムパス・トルコ(€165)、地中海(€90)、エーゲ海(€95)の3つを取り扱っていますね。

トルコ ミュージアムパス
トルコ ミュージアムパス

あとは公式サイトでも購入できます。

それでは各ミュージアムパスを詳しく解説していきます。

①ミュージアムパス・イスタンブール

トルコ
ミュージアムパス
  • 値段:105ユーロ
  • イスタンブールにある12の博物館へ入場できる
  • 最初の訪問から5日間有効
  • 購入場所:博物館受付もしくは公式サイト

入場できる施設

ミュージアムパス・イスタンブール(MuseumPass Istanbul)で入場できる主な有料施設は以下となります。お得かどうか確認するために各施設の料金も合わせて載せておきます(2026年4月調べ、公式サイト通りに記載してるので一部トルコリラ表示あり)。トルコは物価の上がる割合とスピードがえげつなく、旅行前に公式サイトで確認が必要です(リンク貼ってます)。特にトプカプ宮殿は近年物凄い勢いで物価上昇中で、2025年の訪問時は2400トルコリラでしたが、今年2750トルコリラに上がりしました。日本円で言うと1250円くらいの値上がりで、トプカプ宮殿の入場料はほぼ10000円になりました。観光客泣かせですね…。

施設名料金
①トプカプ宮殿
(ハレムとアヤイレーネ込み)
2750トルコリラ
(約54ユーロ)
②ハレム
(トプカプ宮殿内)
1050トルコリラ
(約20.5ユーロ)
③アヤ・イレーネ
(トプカプ宮殿内)
1050トルコリラ
(約20.5ユーロ)
④イスタンブール国立考古学博物館15ユーロ
⑤イスラム科学技術史博物館10ユーロ
⑥トルコ・イスラム美術博物館17ユーロ

どれくらいお得か?

ミュージアムパス・イスタンブールに関しては、トプカプ宮殿(約54ユーロ)はマストで、あとはガラタ塔(30ユーロ)、イスタンブール国立考古学博物館(15ユーロ)、トルコ・イスラム美術博物館(17ユーロ)あたりを訪問するなら余裕で元は取れます。

使い方次第でお得にはなりますが、イスタンブールは他にもアヤ・ソフィア、地下宮殿など人気観光施設がいくつもあり、これらがミュージアムパスの対象になってないのは寂しい気はしますね。

アヤ・ソフィアや地下宮殿、さらに入場料がかからないブルーモスクやスレイマニエ・モスクなどをメインで観光する人にはあまりお得感はないのかなと思われます。

②ミュージアムパス・カッパドキア

トルコ ミュージアムパス
  • 値段:65ユーロ
  • カッパドキアにある10の博物館へ入場できる
  • 最初の訪問から3日間有効
  • 購入場所:博物館受付もしくは公式サイト

入場できる施設

ミュージアムパス・カッパドキア(MuseumPass Cappadocia)で入場できる主な有料施設は以下となります。お得かどうか確認するために各施設の料金も合わせて載せておきます(2026年4月調べ)。カッパドキアで人気のあるウチヒサール城は残念ながら対象外です(320トルコリラ)。

施設名料金
①ギョレメ野外博物館20ユーロ
②暗闇の教会(ギョレメ野外博物館内)6ユーロ
③ゼルヴェ野外博物館
④パシャバー遺跡
12ユーロ
⑤チャウシン教会休業中
施設名料金
⑥オズコナック地下都市6ユーロ
⑦サン・ジャン教会3ユーロ
⑧カイマクル地下都市13ユーロ
⑨デリンクユ地下都市13ユーロ
⑩ウフララ渓谷15ユーロ

どれくらいお得か?

ミュージアムパス・カッパドキアに関してですが、カッパドキア観光の定番のギョレメ野外博物館(暗闇の教会も込みで計26ユーロ)や妖精の煙突があるパシャバー遺跡(12ユーロ)は行くとして、さらに遠出して地下都市やウフララ渓谷まで行かないと元は取れません。

グリーンツアーに参加する予定があるのなら、デリンクユ地下都市、カイマクル地下都市、ウフララ渓谷あたりへ行くと思うので、ギリ元が取れるかなと思いますが、パスとしてのお得感はそこまでないかなという印象です。グリーンツアーに参加する際は、チケット料金を含まないツアーに申し込まないと勿体無いので注意が必要です。

③ミュージアムパス・地中海

トルコ ミュージアムパス
  • 値段:90ユーロ
  • 地中海エリア(アンタルヤ、メルシン、アダナ、デニズリ)にある約40の博物館へ入場できる
  • 最初の訪問から7日間有効
  • 購入場所:博物館受付もしくは公式サイト

入場できる施設

ミュージアムパス・地中海(MuseumPass The Mediterranean)で入場できる主な有料施設は以下となります。有名なものだと世界遺産のパムッカレ・ヒエラポリス遺跡が対象となっています。閉館してるものは除いてます。かなり多いので漏れもあるかと思いますが、ざっくりと紹介します。お得かどうか確認するために各施設の料金も合わせて載せておきます(2026年4月調べ)。

【アンタルヤ】

まずアンタルヤの主な対象施設です。アンタルヤだけで結構多いです。世界遺産のクサントス遺跡も対象ですね。

施設名料金
①アランヤ城12ユーロ
②アランヤ考古学博物館4ユーロ
③サイド博物館
サイド劇場(修復中)
5ユーロ
④アスペンドス遺跡15ユーロ
⑤ペルゲ遺跡11ユーロ
⑥ネクロポリス博物館5ユーロ
⑦アンタルヤ考古学博物館休業中
⑧カライン洞窟5ユーロ
⑨テルメソス遺跡3ユーロ
施設名料金
⑩ファセリス遺跡10ユーロ
⑪オリンポス遺跡10ユーロ
⑫リミュラ遺跡3ユーロ
⑬聖ニコラス教会17ユーロ
⑭ミュラ遺跡13ユーロ
⑮シメナ遺跡4ユーロ
⑯パタラ遺跡15ユーロ
⑰クサントス遺跡3ユーロ

【メルシン】

続いてメルシンの主な対象施設です。

【アダナ】

アダナの主な対象施設です。

【デニズリ】

デニズリの主な対象施設です。世界遺産パムッカレ・ヒエラポリス遺跡が入ってます。

どれくらいお得か?

ミュージアムパス・地中海に関しては、デニズリのパムッカレ・ヒエラポリス遺跡(30ユーロ)はマストですね。あとはアンタルヤでいくつか遺跡巡りしたらしっかり元は取れそうです。

このパスは1週間の有効期限なので、アンタルヤをメインで動いて1〜2日デニズリのパムッカレに当てるみたい旅をする人ならけっこうお得になりそうです。

④ミュージアムパス・エーゲ海

トルコ ミュージアムパス
  • 値段:95ユーロ
  • エーゲ海エリア(イズミル、アイドゥン、ムグラ、デニズリ)にある約40の博物館に入場できる
  • 最初の訪問から7日間有効
  • 購入場所:博物館受付もしくは公式サイト

入場できる施設

ミュージアムパス・エーゲ海(MuseumPass The Aegean)で入場できる主な有料施設は以下となります。ミュージアムパス・地中海とデニズリが被っています。有名なものだと地中海パスと同じく世界遺産パムッカレ・ヒエラポリス遺跡、あとは世界遺産エフェソス遺跡も含まれてます。閉館してるものは除いてます。こちらもかなり多く、漏れもあるかと思いますがざっくりと紹介します。お得かどうか確認するために各施設の料金も合わせて載せておきます(2026年4月調べ)。

【イズミル】

まずイズミルの主な対象施設です。広範囲かつ数も多いですね。エフェソス遺跡をはじめ、ベルガマのアクロポリス、アスクレピオン、キジラヴルといった世界遺産も対象です。

施設名料金
⑨チェシュメ博物館6ユーロ
⑩エフェソス遺跡
⑪エフェソス体験博物館
40ユーロセット
65ユーロ
⑫テラスハウス
(エフェソス内)
15ユーロ
⑬エフェソス考古学博物館10ユーロ
⑭聖ヨハネ大聖堂6ユーロ
⑮ティレ博物館20トルコリラ
⑯オデミシュ博物館3ユーロ
⑰チャキラガ邸3ユーロ

【アイドゥン】

続いてアイドゥンの主な対象施設です。世界遺産アフロディシアス遺跡も入ってます。

施設名料金
⑥カディ・カレシ遺跡休業中
⑦プリエネ遺跡4ユーロ
⑧ミレトゥス遺跡
⑨ミレトゥス博物館
6ユーロ
(遺跡のみは3ユーロ)
⑩ディディマ遺跡6ユーロ

【ムグラ】

ムグラの主な対象施設です。世界遺産のレトーン古代都市が入ってます。

施設名料金
①レトーン古代都市3ユーロ
②トロス遺跡3ユーロ
③ゲミレル島遺跡3ユーロ
④カヤキョイ遺跡3ユーロ
⑤アミンタス岩窟墓3ユーロ
⑥カウノス古代都市3ユーロ
⑦マルマリス城6ユーロ
⑧クニドス遺跡5ユーロ

【デニズリ】

デニズリは、ミュージアムパス・地中海と同じく以下の施設が対象です。世界遺産パムッカレ・ヒエラポリス遺跡が入ってます。

どれくらいお得か?

ミュージアムパス・エーゲ海に関しては、デニズリのパムッカレ・ヒエラポリス遺跡とイズミルのエフェソス遺跡へ行くつもりなら間違いなくお得になると思われます。

エフェソス遺跡に関しては博物館・テラスハウス・聖ヨハネ大聖堂とのセット価格が65ユーロで、パムッカレ・ヒエラポリスの30ユーロを合わせれば、これだけでパスの値段と同じ95ユーロになります。また、このパスでは、ベルガマのアクロポリス遺跡やアイドゥンのアフロディシアス遺跡など、見応えある世界遺産への入場もできます。

パスの有効期限は1週間なので、デニズリのパムッカレ・ヒエラポリスに1〜2日当てて、あとはエフェソスを中心としてイズミルを巡るという旅をする人なら相当お得になると思われます。しかもデニズリとエフェソス遺跡があるセルチュク間は電車で3〜4時間なのでアクセスも良いです。

⑤ミュージアムパス・トルコ

トルコ ミュージアムパス
  • 値段:165ユーロ
  • トルコ全国の350以上の博物館へ入場できる
  • 最初の訪問から15日間有効
  • 購入場所:博物館受付もしくは公式サイト

自分はこのパスを買いました。厚みもありしっかりしたカードです。

トルコ ミュージアムパス
カード表
トルコ ミュージアムパス
カード裏

入場できる施設

ミュージアムパス・トルコ(MuseumPass Türkiye)は、上記で紹介した4つのミュージアムパスで入場できる施設に加え、トルコ全国各地の施設へアクセスできる最強のパスです。

合計350以上という物凄い数の施設が対象になっており(おそらく無料の施設も入れて盛ってる気はします)、ここでは全部は紹介しきれないため、公式サイトで確認してみてください。公式サイトは少し分かりにくいですが…。

いくつか有名どころを挙げれば、ネムルトダー、ギョベクリテペ、トロイ遺跡、アニ考古遺跡、ボアズキョイ遺跡(ハットゥシャ)、チャタル・ヒュユク考古遺跡など、有名な世界遺産も対象になっています。

どれくらいお得か?

ミュージアムパス・トルコは全パス中、値段が1番高い165ユーロですが、2週間近くトルコに滞在して、かつ博物館や遺跡などの観光施設を巡るつもりなら買って損はしません。というかかなりお得です。

また、2週間いなくとも、入場料が高めの施設をいくつか訪問すればあっという間に元が取れます。

例えば、イスタンブールのトプカプ宮殿(約54ユーロ)とガラタ塔(30ユーロ)、カッパドキアのギョレメ野外博物館(暗闇の教会も込みで計26ユーロ)、デニズリのパムッカレ・ヒエラポリス遺跡(30ユーロ)、イズミルのエフェソス遺跡(博物館やテラスハウスとのセット価格で65ユーロ)、これだけで合計205ユーロになり、パスを買った方が40ユーロもお得になります。

自分は1ヶ月間トルコに滞在しましたが、そのうち15日間はミュージアムパス・トルコを使い倒しました。参考までにミュージアムパス・トルコで訪問した博物館や遺跡を紹介します(各施設の料金は2025年の訪問時のもので記載)。

  • シャンルウルファ:ギョベクリ・テペ遺跡(21ユーロ)、考古学博物館&モザイク博物館(10ユーロ)
  • カッパドキア:ギョレメ野外博物館(20ユーロ)、暗闇の教会(6ユーロ)、ゼルヴェ野外博物館&パシャバー遺跡(12ユーロ)、デリンクユ地下都市(13ユーロ)、ウフララ渓谷(15ユーロ)
  • デニズリ:パムッカレ・ヒエラポリス遺跡(ラオディキア遺跡とのセット価格40ユーロ)
  • アイドゥン:アフロディシアス遺跡(12ユーロ)
  • セルチュク(イズミル):エフェソス遺跡(テラスハウス、エフェソス博物館、聖ヨハネ大聖堂とのセット価格65ユーロ)
  • ベルガマ(イズミル):アクロポリス遺跡(15ユーロ)、アスクレピオン遺跡(13ユーロ)、ベルガマ博物館(3ユーロ)
  • イスタンブール:トプカプ宮殿(2400トルコリラ/約47ユーロ)、イスタンブール国立考古学博物館(15ユーロ)

訪問した施設の入場料金を合計すると307ユーロだったので、142ユーロもお得になりました(2万円以上)。

まとめ

トルコ観光で使えるミュージアムパスのまとめです。

  • 博物館や遺跡巡りが好きな人はお得になる可能性が高い
  • イスタンブールのアヤ・ソフィアや地下宮殿が対象ではないのが残念
  • トプカプ宮殿やエフェソス遺跡、パムッカレ、トロイ遺跡など入場料が高い施設も対象なので、元が取りやすい。
  • 全国350以上の施設に訪問できる「ミュージアムパス・トルコ」がコスパ最強だと思う
  • 再入場はできず
  • 有効期限があるので計画的に使うことが大事
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