ポルトガル

【世界遺産】コインブラ「サンタ・クルース修道院」ポルトガル最初の2人の国王の墓地 見どころを解説!

サンタ・クルース修道院 ポルトガル

2024年4~5月のポルトガル旅行記です(料金は2026年1月調べのものを記載してます)。

リスボン、ポルトに次ぐ都市コインブラの世界遺産「コインブラ大学-アルタとソフィア」を構成する「サンタ・クルース修道院」(Santa Cruz Monastery)を観光しました。

ポルトガルの最初の2人の国王の墓がある修道院です。この記事では、世界遺産サンタ・クルース修道院の歴史を踏まえつつ、チケット料金や見どころを解説していきます。

世界遺産「コインブラ大学-アルタとソフィア」の全体の解説は以下より。

【世界遺産】「コインブラ大学-アルタとソフィア」徹底解説!構成資産の見どころを紹介!
2024年4~5月のポルトガル旅行記です(料金は2026年1月調べのものを記載してます)。コインブラの世界遺産「コインブラ大学-アルタとソフィア」の解説です。どんな世界遺産なのか、歴史も踏まえて紹介します。コインブラ大学をはじめ、教会施設な...
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世界遺産サンタ・クルース修道院の歴史

世界遺産サンタ・クルース修道院の簡単な歴史です。

1131年にアフォンソ・エンリケス(後のポルトガル初代国王アフォンソ1世)により建設がはじまり、1223年頃に完成しました。別名の聖十字架修道院としても知られています。

サンタ・クルース修道院には初代国王アフォンソ1世(位1128~1185年)と2代目サンシュ1世(位1185~1211年)が埋葬され、ポルトガル王政初期において最も重要な修道院でした。数々の特権と王室からの賜物を与えられ、確固たる地位を築きました。

当初はロマネスク建築でしたが、16世紀にマヌエル1世により大規模な改修が行われ、現在では建設当初の要素を見ることができません。

2013年に「コインブラ大学-アルタとソフィア」の構成施設として世界遺産に登録されました。

場所・料金・営業時間

サンタ・クルース修道院の場所は下町であるソフィア地区にあります。広間に面して建っており、その佇まいは威厳を放っています。

サンタ・クルース修道院の入場チケット料金と営業時間です(2026年1月調べ)。2024年の訪問時から料金は据え置きのようです。詳細は公式サイトにて。

  • チケット料金:4ユーロ(教会部分はおそらく無料)
  • 営業時間:9:30~16:30(日曜14:00~17:00)

サンタ・クルース修道院の全体図

サンタ・クルース修道院の全体図です。教会→聖具室→参事会室→回廊→教会2階の聖歌隊席→主礼拝堂の国王2人のお墓、といった流れで観光できます。観光の所要時間は1時間程度かなと思います。

サンタ・クルース修道院

主な見どころ

世界遺産サンタ・クルース修道院の主な見どころを紹介していきます。大きな見どころとしてはアズレージョが施された教会や回廊、主礼拝堂にある2人の国王の墓かなと思います。

正門

サンタ・クルース修道院はソフィア地区にある広場に面しています。

サンタ・クルース修道院

訪問時、入口前では黒マントのおそらくコインブラ大学の生徒らによる生演奏がありました。かなり盛り上がってました。

サンタ・クルース修道院

16世紀にマヌエル1世により増築された正門ファサードです。マヌエル様式とルネサンス様式が調和する立派な門です。バロック様式の要素もあるような気もします。

サンタ・クルース修道院

教会

最初に訪れたのは教会です。教会内は無料で見学できます。リスボンのジェロニモス修道院の回廊やバターリャ修道院を手掛けた、マヌエル様式を代表する建築家ディエゴ・ボイタックにより16世紀に改修されました。美しいアズレージョやマヌエル様式の柱などポルトガルらしい教会です。側廊がない身廊のみの教会なので規模は小さめです。

サンタ・クルース修道院
サンタ・クルース修道院
サンタ・クルース修道院

18世紀に造られたバロック様式の美しいパイプオルガンです。

サンタ・クルース修道院

ルネサンス様式の美しい説教壇です。精巧なレリーフが本当に見事だと思います。

サンタ・クルース修道院

主礼拝堂です。イエス・キリストの磔刑の後ろ側には、ポルトガルの祭壇でよく見かける天国への階段もあります。左右には初代国王アフォンソ1世、2代目サンシュ1世2人の棺がありますが、ロープがありこれ以上先に進めません。近くまで行って国王の棺を見るには入場料を支払い、回廊からアクセスする必要があります。

サンタ・クルース修道院

聖具室

続いて聖具室です。チケット売り場があり、ここから先は有料エリアとなります。

サンタ・クルース修道院

16世紀以降の絵画を中心に色々と見ることができます。アズレージョも綺麗です。

サンタ・クルース修道院
サンタ・クルース修道院

奥の部屋にも聖具がたくさん展示されています。

サンタ・クルース修道院
サンタ・クルース修道院
サンタ・クルース修道院

参事会室

聖具室の隣は参事会室(チャプタールーム)です。こちらも教会と同じく建築家ディエゴ・ボイタックにより16世紀に改修されました。

サンタ・クルース修道院

ルネサンス様式の立派な礼拝堂があります。

サンタ・クルース修道院

天井のリブもデザイン性があって好きな感じです。

サンタ・クルース修道院

回廊

16世紀建造のゴシック回廊です。青と黄のアズレージョが随所に施されています。尖頭アーチで、捻じれたロープ状のマヌエル様式の装飾も見られます。

サンタ・クルース修道院
サンタ・クルース修道院

天井のレリーフもお見事です。

サンタ・クルース修道院

中庭です。回廊は2階建てになっており、2階から教会の聖歌隊席へアクセスできます。

サンタ・クルース修道院

聖歌隊席(2階)

教会の2階部分の聖歌隊席です。16世紀建造です。豪華絢爛です。

サンタ・クルース修道院

ここから教会を見下ろすことができます。また違った見え方がして楽しいですね。

サンタ・クルース修道院

パイプオルガンを間近で見れるのはラッキーでした。細部まで精巧に作られています。

サンタ・クルース修道院

2人の国王の棺(主礼拝堂)

聖歌隊席から1階の主礼拝堂の目の前へアクセスできます。教会自体は無料ですが、入場料を支払わないと主礼拝堂近くまで行けません。

サンタ・クルース修道院

ここではサンタ・クルース修道院の最大の見どころでもある、ポルトガル国王2人のお墓を見学できます。ゴシック様式の石棺ですが、マヌエル様式やルネサンス様式の要素もあります。

主礼拝堂に向かって左側には初代国王アフォンソ1世が眠っています。一番下にアフォンソ1世の石棺があり、その上には聖母マリアを中心に天使や福音記者、両側の柱には12使徒が配置されています。圧巻の装飾です。

サンタ・クルース修道院
サンタ・クルース修道院
サンタ・クルース修道院

主礼拝堂に向かって右側には、アフォンソ1世の息子でポルトガル2代目国王サンシュ1世が眠っています。基本的にはアフォンソ1世のものと同じような感じです。中央にはイエスを抱いた聖母マリアが配置されています。

サンタ・クルース修道院
サンタ・クルース修道院
サンタ・クルース修道院

カフェ・サンタ・クルース

サンタ・クルース修道院の隣には「カフェ・サンタ・クルース」があります。15世紀建造の教会を利用しており、元々修道院の1施設だったようです。修道院の観光後に休憩するには持ってこいかなと。

サンタ・クルース修道院

重厚な内観で、雰囲気も素敵です。

サンタ・クルース修道院
サンタ・クルース修道院

エッグタルトとコーヒーで休憩です。2人でエッグタルト×2、コーヒー×2で大体7ユーロくらいでした(2024年5月時点)。エッグタルトは本当にポルトガルのどこで食べても美味しいです。出来立てだとサクサク感が増してさらに美味しいです。

サンタ・クルース修道院

まとめ

世界遺産サンタ・クルース修道院の観光の見どころまとめです。

  • 建設初期の要素は残っていない
  • アズレージョが美しい修道院
  • 主礼拝堂の国王2人の墓が圧巻
  • 観光の主要時間は1時間程度
  • 隣のカフェ・サンタ・クルースが素敵でおすすめ
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