2023年10月のウズベキスタン旅行記です(料金などは2025年時点のものを分かる範囲で記載してます)。
5日間滞在したサマルカンドの次は、ブハラへ移動しました。ブハラの旧市街も世界遺産に登録されており、サマルカンドとはまた違った良さがある街でした。
ブハラはサマルカンドから西へ約300キロ離れています。自分は鉄道で移動しましたが、他の行き方も紹介します。
サマルカンド→ブハラの移動方法
サマルカンドからブハラまでは、鉄道、長距離バス、シェアタクシーの3択かなと思います。
鉄道(オススメ)
一番快適で速くブハラに行く方法は鉄道です。サマルカンドの鉄道駅は少し郊外にあるので、駅まではタクシーかバスでの移動が良いと思います。
自分はアプリ「Yandex Go」で配車タクシーを利用しました。中心部(レギスタン広場あたり)から15000スム(180円くらい)でしたが、今検索してみるとだいたい23000スムくらいでした(2025年時点)。少し値上がりしてますね。それでも安いですけどね。
ちなみに路線バスも中心部から駅まで走ってますので、安く済ませたい場合は利用価値ありです。「Yandex Maps」で検索すればすぐバスの時刻や行き方は分かります。乗車料金は一律2000スム(2023年10月時点)なので格安です。2025年時点での料金は不明です。
サマルカンドからブハラまでの鉄道の乗車料金です。
アフラシャブ号(高速鉄道)
料金:196000スム~(2400円くらい~) 2025年時点
所要時間:1時間40分ほど
それ以外の鉄道(寝台車もあってその場合少し値段が違ってきます)
料金:152950スム~(2000円くらい~) 2025年時点
所要時間:2時間30分ほど
以下はウズベキスタン鉄道のアプリで、サマルカンド→ブハラを検索した画面です(2025年時点のもの)。

アフラシャブ号はタシュケントからサマルカンドへ移動する際に利用したので、今回は普通列車にしてみました。2023年10月時点ではブハラまで80220スム(1000円弱)でしたが、ほぼ2倍近く値上がりしてますね(泣)。アフラシャブ号と数百円しか違わないので、そっちに乗って早くブハラに着いた方が良いかもしれません。
チケットは事前にウズベキスタン鉄道のサイトやアプリで購入できます。予約方法は以下の記事で解説しています。「Yandex Go」と「Yandex Maps」も紹介しています。

長距離バス
サマルカンドからブハラへは長距離バスも運行しています。ウルグベク天文台の近くにブハラ行きのバスターミナルがあります。
バスだと所用時間は4時間、料金は調べたところ80000スム(1000円弱)くらいとのことです(2025年時点)。鉄道よりかなり安いので、節約したい人はバスがよいですね。バスはおそらく予約はできないので、その場でチケットを買うことになると思います。頻繁に走ってはいるようですが詳しい時刻表は分かりません。
ただ、ブハラの郊外がバスの到着地点らしくそこから市内までタクシーか路線バスになるかなと思います。
シェアタクシー
何人かで乗り合いできれば、シェアタクシーが一番安くなるかもしれません。値段交渉も必須ですね。レギスタン広場あたりとかでもタクシーは捕まりますが、バスターミナルの方がタクシーの数も多いので、交渉しやすいかと思います。
ウズベキスタン鉄道に乗車
今回は鉄道を使っての移動です。サマルカンド市内で遅めの朝食を取り、配車タクシーを呼んでお昼前くらいにサマルカンド鉄道駅に到着しました。

ウズベキスタンの鉄道駅はとても綺麗です。ゴミも落ちていないし、清潔感があります。ただ売店は少ないですね。


列車到着です。動画から切り抜いたので少し画像粗いです。すみません。アフラシャブ号に負けずスタイリッシュな見た目でした。事前に用意した搭乗券のPDFのコピーを係の人に見せて無事乗車(無くてもスマホで画面見せれば行けそうです)。

車内もとても綺麗です。日本の鉄道みたいです。

ブハラ到着→中心部へ
サマルカンド駅から2時間30分ほどでブハラ駅に到着しました。遅延などトラブルもなく安心の移動でした。ブハラ鉄道駅はブハラ中心部から少し郊外(南東)に位置しています。

駅前のロータリーはかなり広いです。そして少しカオスな感じでした。市内まで配車タクシーを利用しましたが、「Yandex Go」を確認すると駅の目の前はピックアップポイントではないのでロータリー内を少し移動して待ちました。

ブハラの観光マップです。こういうのありがたいですが、字が小さくてよく分かりませんでした。

ちなみに2023年10月時点では駅からブハラ旧市街中心部までタクシーで18000スム(210円くらい)でした。2025年現在検索してみると23000スム前後くらいです。
また、路線バスも「Yandex Maps」で検索すると出てきますね。当時は路線バスが検索できず全く使いませんでしたが、2025年現在は利用できるみたいです。料金は不明(多分格安)ですが、鉄道駅からブハラ旧市街へも行けます。
「Yandex Go」と「Yandex Maps」に関してはこちら。

ブハラの宿泊ホテル
今回宿泊したホテルは、ブハラ旧市街中心に位置する「Ziyo Baxsh hotel」。主な観光施設へのアクセスも徒歩圏内です。

部屋も綺麗でした。2〜3人用の部屋で1泊4000円くらいでした。アゴダではクレカOKと記載あったのに、実際は現金払いのみでした。多分クレカ使えるんだろうけど、手数料が嫌なんでしょうね。しょうがなく近くのATMでキャッシングして支払い完了。

建物には小さい中庭もついてて良い感じ。ウズベキスタンの宿は中庭多いですね。そういう文化なのだと思います。

チェックイン時は最初ホテルのオーナーに対応してもらったんですが全く英語が話せず、ロシア語でガンガン話しかけてきました。フロントの従業員が何とか英語話せたのでよかったです。
ちょっと偏屈なオーナーでしたが、イスラム教の大切な挨拶「アッサラーム・アライクム」(Assalomu alaykum)で乗り切りました。多分良い関係を築けたと勝手に思ってます(笑)。この挨拶はアラビア語ですがウズベキスタンでは時間帯関係なく皆んな使ってます。「あなたに平安あれ」という意味があり、平和を願うとても大切な言葉だと思います。他にも挨拶で「サローム」(Salom)がありますが、親しい間柄での言葉なので旅の時は使いませんでした。
ホテルの目の前は開けており、キャラバンサライ(隊商宿)の遺構やお土産屋さんがありました。

美しい柄の陶器。歩いてると目に飛び込んできます。小さいものもあるのでお土産用にもぴったりかなと思います。

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