2024年5月のカミーノ・デ・サンティアゴ(サンティアゴ巡礼路)の12日間の記録です。
ポルトガルの道を歩きました。ポルトガルのポルトからスタートして、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで全280kmの道のりです。
カミーノ5日目は、カミーニャ(Caminha)からサン・ペードロ・ダ・トーレ(São Pedro da Torre)の道のりです。
カミーノの各巡礼路や準備するものなどは以下の記事で解説しています。

5日目の道のり:27km
カミーノ中は、詳細の地図や道のりのアップダウンの確認はカミーノアプリ「Buen Camino」と「Camino Ninja」を使いました。また後で振り返るために、歩いた道を記録してくれる「ルートヒストリー」というアプリも使いました(オフラインで使用可能)。
今回の巡礼では、ポルトからサンティアゴまで「ポルトガルの道」を歩きました。全280kmの道のりです。海沿いの道または内陸の道を選択できます。
巡礼の全体の行程としては、ポルトからはまず海沿いの道を歩き、スペインとの国境沿いの街カミーニャ(Caminha)からは内陸の道へ向かい、スペインのトゥイ(Tui)から入国してサンティアゴを目指すという巡礼ルートを取りました。
カミーノ5日目は、カミーニャ(Caminha)からサン・ペードロ・ダ・トーレ(São Pedro da Torre)へ。今まで歩いてきた海沿いの道から内陸の道への移動です。スペインとの国境沿いを東へ歩きました。ポルトガルの海沿いの道を行く巡礼者の多くは、カミーニャ(Caminha)から海を渡りそのままスペインに入国するのですが、自分らは違うルートにしました。カミーノ5日目は全27kmの道のりでした。途中アップダウンもありつつ基本的には街の中を歩いていくルートでした。
いざ内陸の道へ
朝7:00起床。巡礼者もみんな準備している時間です。

荷造りをして共有キッチンでまずは朝のコーヒーです。巡礼中インスタントコーヒーは常に持ち歩いてました(宿に備わってることも多いです)。コーヒーで目が覚めたので巡礼の準備オーケーです。

ポルトガルの海沿いの道の経路は、以下の地図ようにカミーニャ(Caminha)からミーニョ川を渡りスペインに入国、その後スペインのレドンデラ(Redondela)で内陸の道に合流するのが一般的なルートです。

外に出ると宿の前に巡礼者がたくさん集まってました。皆さんフェリー乗り場行きの車を待っている状況なのかなと思います。

自分らはここからスペインには入らず、東方面に歩いてポルトガルの内陸の道へ向かいました。国境のミーニョ川に沿って東に歩く経路です。ポルトガルの海沿いの道ともお別れです。
カミーニャ(Caminha)の街並みを見ながらカミーノ5日目スタートです。

広大なミーニョ川を左手に見ながら橋を渡ります。道はしばらくアスファルトが続き、少し味気ないです。


9:00前頃にセイシャス(Seixas)に辿り着きました。「サン・ベント教会」で一旦休憩しました。

アズレージョで装飾された外観の美しい教会です。

昨日スーパーで買ったドーナツで朝ごはんです。1.5ユーロくらいでした。朝とか昼はいつもこんな感じが多いです。

ふとスマホの時計を見たらどうやらスペイン時間になっている様子。1時間進んでました。国境沿いあるあるなんでしょうか。近くにあったアナログ時計はちゃんとポルトガル時間になっており、歩いてるうちにスマホの時計もポルトガル時間に戻っていたので安心しました。
少し寂しい巡礼路
朝ごはんの後はしばらく住宅街の巡礼路です。

基本は住宅街の巡礼路で長閑な風景が続きます。昨日までそれなりにいた巡礼者がほぼいません。とても静かですが、少し寂しい気もします。この巡礼ルートを歩く人はかなり少ないんでしょうね。

年季の入った教会?です。開いてませんでした。巡礼していると、こういう何気なく道沿いに建っている建物などが気になります。

向こうに見えるのはミーニョ川。手前は線路です。巡礼路に沿って電車も走っているので、もしトラブルで歩けなくなったら電車も使えます。

しばらく進むと教会が見えてきました。10:00頃です。ラニェラス(Lanhelas)あたりです。「サン・マルティーニョ教会」という、ファサード全面がアズレージョで覆われている美しい教会です。中には入れませんでした。

教会の隣にあったカフェで休憩しました。「Sabores Nabuca」というカフェ。Google mapに載ってないお店でした。

雰囲気は良い感じ。いつもカフェによると巡礼者が少なからずいたのですが、ここは普通に地元の人の溜まり場のようです。巡礼者が少ない道というのがよく分かります。

ポルトガルで何度飲んだか分からない定番のメイア・デ・レイテ(Meia de Leite)です。2つ注文して2.2ユーロでした。

アップダウンの石畳の道
ラニェラス(Lanhelas)以降も住宅街メインの道のりですが、この辺からアップダウンが少し多めになってきました。さらに基本的に石畳の道なので足腰に響きます。

一見私有地のような所にもモホン(道標)がありました。言われた通りに進むしかありません。

緩やかではありますが、結構な坂道を歩かされます。暑さもあり地味にキツい道のりです。

高台から見る景色です。本日も天気が良く気持ちよいですね。目の前にはミーニョ川。さらに向こうはスペインです。

その後も石畳の道を行きます。巡礼者はほぼ見かけませんでした。



Vila Nova de Cerveiraへ
13:00頃、ヴィーラ・ノーヴァ・デ・セルヴェイラ(Vila Nova de Cerveira)という街へ辿り着きました。そろそろランチしたいお時間です。本日の巡礼路はカフェやレストランが少ないです。


ケバブ屋さん見つけました。ランチはここで決まり。「Pastelaria juventude」というレストランです。


チキンとポテトのセット、ケバブを注文しました。ドリンク付きの巡礼メニューでした。リーズナブルで全部で13ユーロでした。とても美味しくいただきました。いい感じの店主のおばちゃんで、英語は全く通じませんでしたがオーダーは何とかできました。店内にいる子供たち(おばちゃんの子供かな?)と翻訳アプリを使ってコミュニケーションして楽しい時間を過ごしました。



食後には無料でエスプレッソ出してくれました。嬉しいです。巡礼者は少ないだろうに、巡礼者ウェルカムみたいな感じで良きお店でした。

お腹も満たされて再び歩き出します。しばらく街歩きが続きます。巡礼者というより、そもそもあまり人を見かけないです。


São Pedro da Torreへ到着
2時間ほど長閑な道を歩きました。



本日宿泊するホテルは巡礼路から少し外れた所にあるので、一旦モホン(道標)を無視してルートを変更しました。暑いのでどこかで休憩したいなと思ってたら、住宅街の中にポツンとある「Café Do João Mercearia」というカフェを見つけたので迷わず入りました。

カフェではありますが、街のおじさん達が集まる立ち飲み屋みたいな雰囲気です。明らかに場違いだなとは思いましたが、そんな状況も楽しかったです。

ゴール間近ですが、一杯やっちゃいました。ビールとアイスティーで2.4ユーロでした。

再び歩き出し、1時間くらいでカミーノ5日目のゴール地点の街サン・ペードロ・ダ・トーレ(São Pedro da Torre)に到着しました。18:00を回ってました。本日宿泊する宿は「Hotel Padre Cruz」です。2人1室で40ユーロでした。とても綺麗なホテルでした。


ホテルは家族で経営してるようでした。受付のお母さんは少し偏屈に見えて、とても感じの良い人でした。日本語の「ありがとう」とポルトガル語の「obrigado」は発音が似てるね~みたいな他愛もない話で笑っていました。まあ少し似てるかも?
ホテルの前は国道で、レストランは全く近くにありませんでした。なので夕飯はホテルの食堂へ。簡単なメニューしかなく、トーストサンドを注文しました。あと本日2杯目のビール。全部で6ユーロでした。夜ご飯にしては簡単でしたが、後は道中で買ったお菓子とかでお腹を膨らませました。明日はちゃんと食べよう…。


食堂でゆっくりしていたら、台湾人のおじいさんがいて、話してみたら巡礼者でした。夫婦で歩いてるとのこと。日本の北九州で巡礼したことがあると言ってました。凄いです。自分は日本で巡礼したことがないので、帰国したらまずは熊野古道(サンティアゴ巡礼とも提携してる)を歩いてみようかなと思いました。
出費まとめ
カミーノ5日目の出費まとめです。2人分で計算しています。合計で65.1ユーロ(1人辺り32.5ユーロくらい)でした。
- 朝:ドーナツ×2 1.5ユーロ
- 休憩:カフェでメイア・デ・レイテ(Meia de Leite)×2 2.2ユーロ
- 昼:ケバブ屋で巡礼セット×2 13ユーロ
- 休憩:カフェでビール、アイスティー 2.4ユーロ
- 夜:ホテルでトーストサンド、ビール 6ユーロ
- 宿:40ユーロ




