2024年5月のカミーノ・デ・サンティアゴ(サンティアゴ巡礼路)の12日間の記録です。
ポルトガルの道を歩きました。ポルトガルのポルトからスタートして、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで全280kmの道のりです。
カミーノ12日目最終日は、ア・ピカラニャ(A Picaraña)からゴールであるサンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)までの道のりです。ついにゴールです。長く続いた巡礼の旅も終わりです。
カミーノの各巡礼路や準備するものなどは以下の記事で解説しています。

12日目の道のり:16.8km
カミーノ中は、詳細の地図や道のりのアップダウンの確認はカミーノアプリ「Buen Camino」と「Camino Ninja」を使いました。また後で振り返るために、歩いた道を記録してくれる「ルートヒストリー」というアプリも使いました(オフラインで使用可能)。
今回の巡礼では、ポルトからサンティアゴまで「ポルトガルの道」を歩きました。全280kmの道のりです。海沿いの道または内陸の道を選択できます。
巡礼の全体の行程としては、ポルトからはまず海沿いの道を歩き、スペインとの国境沿いの街カミーニャ(Caminha)からは内陸の道へ向かい、スペインのトゥイ(Tui)から入国してサンティアゴを目指すという巡礼ルートを取りました。
カミーノ12日目最終日は、ア・ピカラニャ(A Picaraña)からゴールであるサンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)まで16.8kmの道のりでした。寂しいですが12日間続いた巡礼も本日が最終です。サンティアゴへ向けて緩やかな登坂を登っていくルートでした。
ぬかるみの道
7:00頃宿を出発しました。連日の雨もあり朝はかなり冷えます。

早速森の中へ。毎日大体同じような景観です。正直少し飽きてきてます。ポルトガルの海沿いの道のようなダイナミックさはあまり無いですね。

昨日の夜の大雨でそこら中ぬかるみです。

少し安定した道に出ました。

8:00頃住宅街へ出ました。

一旦休憩です。「LaBrujita76」というカフェで朝ご飯にしました。巡礼者もたくさん立ち寄ってました。

コーヒー2つ、クロワッサン、ドーナツで6ユーロでした。食べている間に雨が降ってきたのでしばらく雨宿りしました。

10km圏内へ
雨も止んだので、先に進みます。

巡礼者のシンボル(聖ヤコブのシンボルでもある)のホタテ貝です。住宅の柵にありました。

そうこうしているうちにサンティアゴまで10km切りました。まもなくです。

10:00過ぎ頃に再度休憩です。カフェ「O CAMIÑO MILLADOIRO」にて。お店の人がここがサンティアゴまでの道で最後のカフェだよと言っていたので入りました(この先にもあったよう気もしますが)。

店内の壁には様々な巡礼路のマップが描かれてました。見ててかなり楽しめました。次は定番のフランス人の道に挑戦できたらなと思い眺めてました。


これはポルトガルの道です。

コーヒーとトルティーヤ(スペイン風オムレツ)を2人分注文して9.4ユーロでした。パンも付いてかなりのボリュームで美味しかったです。

Santiago de Compostelaへ到着
十分休息したので後は残り10kmをひたすら歩き続けます。

13:00頃ついにカミーノのゴール地点サンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)へ到着しました。目指すは旧市街にある大聖堂です。大聖堂は聖ヤコブの遺骸が眠るキリスト教の聖地です。


旧市街入った辺りから雨が降り始めました。ガリシアは本当に天候が不安定です。

しばらく歩くと道の向こうに大聖堂が見えてきました。ドキドキしますね。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂に到着しました。ついに終着点です。感動の瞬間です。ポルトからスタートして12日間かけて約280km歩いてきましたが、振り返るとあっという間という感じです。大聖堂はゴールに相応しい美しい佇まいです。いつの間にか雨も上がっていました。

大聖堂の前ではたくさんの巡礼者が集まってました。みんな色んな思いを噛み締めている表情で、中には泣いてる人や抱き合って喜び合う人も。時間をかけて歩いてきたからこそ得ることができる達成感や充実感は特別なものです。何世紀もの間多くの巡礼者がここを目指して歩いてきたと考えると感動もひとしおですね。巡礼中におしゃべりした人達にも再会できるかなと思いましたが、残念ながら出会えずでした。


サンティアゴ大聖堂では巡礼者のためのミサが毎日12時に行われています。有名なボタフメイロの儀式(巨大な振り香炉の儀式)は運が良ければ観ることができます。
大聖堂はバックパックを持って入れないので預ける必要があります。お土産屋さんやロッカーで有料で預けることができます。
大聖堂自体の入場は無料ですが、大聖堂内の博物館や屋根上などは有料エリア(巡礼者割引あり)となります。ちなみに大聖堂の正面玄関にある有名な「栄光の門」エリアは基本有料ですが、無料訪問枠が平日のみある(16:00〜17:30)ので前もって予約しておけば料金はかからず入れます。時間限定で人気があるため早めの予約推奨です。詳細は公式サイトにて。
巡礼証明書の発行
サンティアゴの巡礼事務局で巡礼証明書を発行することができます。場所は以下です。


事前にオンラインで出発地点や日時や動機など必要事項を入力しQRコードを取得しておけば、事務局で以下のような整理券が発行されるので、証明書の受け取りがスムーズです。

スタンプでいっぱいになったクレデンシャルを見せて無事巡礼証明書ゲットです。これを貰った時の達成感は半端なかったです。自分の名前入りで貰えます(写真では消してます)。

巡礼証明書は無料ですが、これとは別に距離証明書(3ユーロ)、ケース(2ユーロ)も希望があれば購入できます。距離証明書には出発地点、巡礼路名、歩いた距離などが記載されます。自分の名前入りで貰えます(写真では消してます)。1人分のみ購入しました。


最後に出会った日本人
カミーノ最終日に宿泊した宿は「Albergue SIXTOs no Caminho」という私営のアルベルゲです。2人で48ユーロでした。サンティアゴの旧市街は結構宿代が高く、歩ける範囲ですが少し中心から離れたエリアで宿泊しました。

かなり綺麗なアルベルゲでした。


巡礼中全く日本人に合わなかったのですが、この宿にはなんと日本人が宿泊してました。
70歳ほどのご夫婦でパンプローナからフランス人の道を歩いてきたとのこと。総距離710kmほどです。凄い。本当はフランス人の道のスタート地点であるフランスのサン・ジャンから歩く予定だったらしいのですが、フランスの空港でストライキがあったためパンプローナからスタートせざるを得なかったとのことです。
もう1人出会った年輩の日本人の方は、自分らと同じく同じくポルトガルの道を歩いてきたとのこと。何度もカミーノを歩いてる人で、何年か前はフランス国内から(ル・ピュイの道かな?)から歩き始め、その後サン・ジャンからフランス人の道を歩いてサンティアゴまで到達したとのこと。おそらく1500km以上の道のりかと思います。凄すぎです。サン・ジャンからピレネー山脈を越える時は雷が鳴り響き最悪の天候だったなど色々と思い出をお話してくれました。
夜は「Restaurante La Piccola Italia scq Pizzeria」というレストランで食べました。

巡礼お疲れ様ビールです。美味かったです。あとオレンジジュースも注文しました。

サラダも美味でした。

久々のピザ。これもとても美味しかったです。全部で22.9ユーロでした。

12日間のポルトガルの道は本当に楽しかったです。ただ毎日歩くだけですが、色んな出会いや素晴らしい景色を堪能した贅沢な時間でした。また必ず歩きたいと思います。
出費まとめ
カミーノ12日目の出費まとめです。2人分で計算しています。合計で91.3ユーロ(1人あたり45.5ユーロくらい)でした。
- 朝:カフェでコーヒー×2、クロワッサン、ドーナツ 6ユーロ
- 昼:カフェでコーヒー×2、トルティーヤ×2 9.4ユーロ
- 夜:レストランでビール、オレンジジュース、サラダ、ピザ 22.9ユーロ
- 距離証明書:3ユーロ
- 証明書ケース:2ユーロ
- 宿:48ユーロ




