2024年4~5月のポルトガル旅行記です(料金は2026年2月調べのものを記載してます)。
ポルトで観光することができるアズレージョの素敵な教会をいくつかまとめました。
ポルトガル各地を訪問すると、あらゆる建物がアズレージョで装飾されているのを目にしますが、特にポルトは見応えあるアズレージョの教会が多いと思います。1つ1つ写真付きで簡単に紹介していきます。詳しい記事がある教会に関してはリンクを貼っております。
あくまで訪問した教会のみの紹介となります。タイル好きの方は必見です!
アズレージョとは?
アズレージョはポルトガル観光の醍醐味の1つですが、まずそもそもアズレージョとは?というお話です。
アズレージョ(azulejo)は主にポルトガルの建物の壁などに使われる装飾タイルのことで、ポルトガル語の「azul」(青)、またはアラビア語の「al zulayj」(小さな磨かれた石)に由来すると言われています。
イベリア半島は長い期間(8〜15世紀)イスラム勢力の支配下にあったこともあり、当時イスラム世界に定着していた装飾タイルの文化がスペインを通じてポルトガルに流入しました。

ポルトガルのアズレージョは時代とともに独自に進化し、イスラムのような幾何学模様や植物模様以外にも人物画や宗教画、風景画もタイルで表現されるようになりました。また鮮やかな色彩も可能になりました。近代に入ると宮殿や教会以外にも住宅や駅でも見られるようになりました(青と白の鮮やかなアズレージョが多い)。

アズレージョは現在もなお国民に愛され続けているポルトガルの代表的な芸術工芸です。
以下の記事ではアズレージョに関してさらに詳しく解説しています。

アルマス聖堂
まず1つ目は「アルマス聖堂」(Chapel of Souls)です。18世紀末建造の教会です。イチオシです。ポルトのアズレージョの教会と言えば、ここは外せません。アルマス聖堂のアズレージョは聖堂の正面、側面にびっしり敷き詰められており圧巻です。

鮮やかな青と白がインパクトあります。全部で16000枚のタイルが使われています。

内部も部分的にアズレージョの装飾があります。

アルマス聖堂の場所は以下です。付近にはボリャン市場があったりと街歩きも楽しいエリアですね。
入場チケット料金と営業時間は以下です。詳細は公式サイト(繋がりが悪い)にて。
- チケット料金:無料
- 営業時間:月〜金→7:30〜17:30 / 土→7:30〜12:30、16:30〜17:30 / 日→7:30〜12:30
以下の記事で詳しく解説しています。

カルモ教会
「カルモ教会」(Church of Carmo)です。18世紀建造です。クレリゴス教会の近くにあります。側面に広がるアズレージョはかなり大きく、国内最大級と言われています。使用されている枚数は不明です。

残念なのは保護のために上からガーゼが被せてあるので、本来の鮮やかさが見れないことです。

内部はアズレージョ装飾はなく、豪華絢爛なバロック調の主祭壇や礼拝堂があります。また、展示室やHidden house(ポルトガルで最も細い家)などの見学もできます。

カルモ教会の場所は以下です。
入場チケット料金と営業時間は以下です(2026年2月調べ)。詳細は公式サイトにて。
- チケット料金:7ユーロ
- 営業時間:9:30~17:00(4月〜10月)、9:30〜18:00(11月〜9月)
ポルトカードがあれば20%オフになります。
以下の記事で詳しく解説しています。

サント・イルデフォンソ教会
バターリャ広場近くにある「サント・イルデフォンソ教会」(Church of Saint Ildefonso)です。18世紀初頭に建造されました。こちらは正面ファサードがアズレージョで覆われています。教会自体の見た目も好きな感じです。初期バロック様式とのことです。

11000枚のタイルが使用されています。

部分的に黄色のタイルも使用されています。全体的に少し劣化してますが、歴史を感じさせる風格があります。


内部にはアズレージョは無く、ステンドグラスやバロック調の祭壇を見学できます。内部の造り自体はルネサンス様式のように思えます。

サント・イルデフォンソ教会の場所は以下です。
入場チケット料金と営業時間は以下です(2026年2月調べ)。詳細は公式サイトにて。
- チケット料金:1ユーロ
- 営業時間:曜日によって営業時間が異なる→詳細は公式サイトのスケジュールにて
ポルト大聖堂の回廊
数あるポルトの観光スポットの中でも人気の「ポルト大聖堂」(Cathedral of Porto)です。創建は12世紀とかなり古く、17~18世紀に大幅に改修されました。アズレージョが使われている部分は回廊になります。大聖堂を訪れたら必ず行くべき場所です。

アズレージョの装飾がある回廊はたくさん見てきましたが、ポルト大聖堂の回廊はアズレージョがとびきり大きいです。青みも鮮やかで見応えあります。


回廊2階にもアズレージョがあります。

ポルト大聖堂の場所は以下です。
入場チケット料金と営業時間は以下です(2026年2月調べ)。詳細は公式サイトにて。
- チケット料金:4ユーロ
- 営業時間:9:00~17:00
ポルトカードがあれば3ユーロになります。
以下の記事で詳しく解説しています。

サン・ベント駅
教会ではないですが、こちらもアズレージョが美しい人気観光スポット「サン・ベント駅」(São Bento Station)です。20世紀初頭に建造されました。世界で最も美しい駅の1つに選ばれています。常に観光客で賑わっています。

20000枚のタイルが使用されており、駅内はアズレージョ博物館のようです。

カルモ教会と同じく、保護のためにガーゼで覆われているので鮮やかさがあまり感じられませんが、迫力ある大きなアズレージョは必見です。

サン・ベント駅の場所は以下です。
以下の記事で詳しく解説しています。

サント・アントニオ・ドス・コングレガードス教会
サン・ベント駅からすぐの所にある「サント・アントニオ・ドス・コングレガードス教会」(Church of Saint Anthony of the Congregados)です。めちゃ長い名前ですね。17世紀末に建造されました。周辺は大掛かりな工事(メトロ工事かな?)をしており歩行ペースが限られていたため、教会を正面から撮影するのは難しかったです。

美しい外観ですが、こちらもアズレージョにガーゼが被さっているようです。色褪せて見えます。

内部にはアズレージョは無いですが、主催壇の左右に礼拝堂が並んでおり、見応えある内観です。

サント・アントニオ・ドス・コングレガードス教会の場所は以下です。
入場チケット料金と営業時間は以下です(2026年2月調べ)。詳細は公式サイトにて。
- チケット料金:無料
- 営業時間:公式サイトを要確認
サント・ニコラス教会
ここからはあまり有名ではない教会の紹介です。ボルサ宮殿近くにある「サント・ニコラス教会」(Church of St. Nicholas)です。正面ファサードが幾何学模様のタイルで敷き詰められています。扉は閉まっていたので入れませんでした。両隣のカラフルな家とのコントラストが良い感じです。

サント・ニコラス教会の場所は以下です。
無料と思われます。営業時間など詳細は公式サイトにて。
ノッサ・セニョーラ・ダ・ピエダーデ教会
ポルト中心部からドウロ川を渡った先にある「ノッサ・セニョーラ・ダ・ピエダーデ教会」(Capela da Nossa Senhora da Piedade)です。こちらも幾何学模様のタイルで、よく見ると黄色タイルもかなり使われています。アズレージョ含めて全体的に結構年季入ってます。ドウロ川沿いにひっそりと建っている感じです。夜に訪問したせいか開いてませんでした(調べましたがいつ開いてるのかも不明です)。

ノッサ・セニョーラ・ダ・ピエダーデ教会の場所は以下です。

