ポルトガル

ユーラシア大陸最西端「ロカ岬」見どころや証明書取得、リスボンからの行き方解説!

ロカ岬 ポルトガル

2024年4~5月のポルトガル旅行記です(料金は2025年10月調べのものを記載してます)。

ユーラシア大陸最西端にあるロカ岬へ行きました。ロカ岬から眺めれる広大な大西洋の景色は一見の価値ありです。自分はリスボンからシントラへ行き、シントラの世界遺産を観光した後にロカ岬へ向かいました。リスボンからも十分日帰り可能です。

この記事では、ロカ岬の見どころや、リスボンからの行き方、最西端到達証明書についてなどを解説していきます。

スポンサーリンク

リスボンからロカ岬への行き方

ロカ岬(Cabo da Roca)はユーラシア大陸最西端にある観光客に人気のスポットです。どこまでも続く大西洋の眺めはとても美しく、訪れる価値があります。

行き方は割と簡単でリスボンから日帰りが可能です。ここではリスボンからの2通りの行き方を解説していきます。

リスボン→シントラ→ロカ岬

シントラを観光してから行けるルートです。自分もこちらの行き方を選択しました。

①リスボン→シントラ(鉄道)

まずCP(ポルトガル鉄道)のシントラ線を使って、リスボン市内の駅からシントラ駅まで行きます。リスボン市内のRossio駅から乗ったとすると、時間は40分程度、料金は片道2.45ユーロです。時刻表はCPの公式サイトかアプリで検索できます。

シントラ→ロカ岬(バス)

シントラ駅からはCarris社のバス1253番に乗ればロカ岬へ行けます。時間は40分程度、乗車料金は2.6ユーロです(車内でキャッシュ払いの場合)。チャージしたnaveganteカードを使えば1.55ユーロで乗れるみたいです。1253番はシントラ市内を通ってロカ岬へ行き、その後またシントラ駅に戻ってきます。Google mapで検索しても分かりますが、詳しい路線図や時刻表は公式サイトにて確認できます。シントラ駅のバス停の場所は以下です。

リスボンからシントラの行き方

シントラ駅前発の1253番バス時刻表です(2025年10月時点)。1時間に2~3本出てます。

自分は朝からシントラの世界遺産を観光して、夕方頃にレガレイラ宮殿前のバス停から1253番に乗りロカ岬へ向かいました。帰りはロカ岬から同じく1253番のバスに乗り、シントラ駅まで行きました(カスカイス駅行きの1624番またはPortela de Sintra駅行きの1624番に乗ることもできる)。

リスボンからシントラの行き方

ちなみに1253番バスは、シントラ観光の乗り放題チケットTrain&Busなどには対応していません。Train&Busは、CP近郊線(シントラ線/カスカイス線/アザンブジャ線)とシントラ観光の巡回バス(434番と435番)が1日乗り放題になるチケットです。以前は巡回バスがロカ岬まで出ていたためTrain&Busが使えたのですが、現在は走っていないようです。

シントラ観光の移動がお得になるチケットの解説は以下となります。

リスボンからシントラの行き方 電車やバス乗り放題のお得チケットも解説!
2024年4~5月のポルトガル旅行記です(料金などは2025年10月調べのものを記載してます)。リスボンからシントラへの行き方の解説です。シントラ観光は主に世界遺産の建物などを巡ることですが、お得になる電車やバスの乗り放題チケットがあるので...

リスボン→カスカイス→ロカ岬

リスボンからリゾート観光地カスカイスへ行き、そこからロカ岬へ向かう行き方です。カスカイス観光もしたい場合はこちらの行き方が良いですね。

①リスボン→カスカイス(鉄道)

まずCP(ポルトガル鉄道)のカスカイス線を使って、リスボン市内の駅からカスカイス駅まで行きます。リスボン市内のCais do Sodre駅から乗ったとすると、時間は40分程度、料金は片道2.45ユーロです。時刻表はCPの公式サイトかアプリで検索できます。

カスカイス→ロカ岬(バス)

カスカイス駅からはCarris社のバス1624番に乗ればロカ岬へ行けます。時間は40分程度、料金は2.6ユーロです(車内でキャッシュ払いの場合)。チャージしたnaveganteカードを使えば1.55ユーロで乗れるみたいです。1624番はカスカイス駅からPortela de Sintra駅(シントラ駅の隣)まで行くバスですが、ロカ岬を経由するものとしないものがあるようなので、念のため乗車時に運転手にロカ岬まで行くかの確認した方が良いです。もしロカ岬を経由しない1624番に乗ってしまった場合は、「Estr do Cabo da Roca (X) Azóia」というバス停で1253番に乗りかえれば大丈夫そうです。Google mapで検索しても分かりますが、詳しい路線図や時刻表は公式サイトにて確認できます。カスカイス駅のバス停の場所は以下です。

下の地図はロカ岬を経由しない路線パターンです(Carris社のサイトより)。

カスカイス駅前発の1624番バス時刻表です(2025年10月時点)。1時間に2~3本出てます。赤で囲ったaという表記のある時間がロカ岬を経由するバスです。9~19時までは全ての1624番バスがロカ岬経由なので、乗り間違えすることはなさそうですね。

ロカ岬からの帰りは、カスカイス駅行きの1624番に乗るか、Portela de Sintra駅行きの1624番に乗るか、シントラ駅行きの1253番に乗るか、になります。どれに乗っても最終地点は鉄道駅なので、リスボンへは問題なく帰れます。

旅行・レジャー予約サイトのKLOOKにて、ロカ岬とシントラの世界遺産と合わせたツアーなども出ているので是非チェックしてみてください→KLOOKで予約!

最西端到達証明書をゲット

レガレイラ宮殿の前から1253番バスに乗り、30分程でロカ岬に到着しました。シントラ市内を観光している時は割と曇っていたのですが、ロカ岬到着時には良い感じに青空が見えてきて嬉しいです。

バス停近くの観光案内所ではユーラシア大陸最西端に到達した証明書を買うことができます。2024年4月時点で11ユーロでしたが、2025年10月現在もこの価格のようです。

受付で発行して貰えます。なんと名前入りです。

無事ゲット!けっこう大きいです。素敵な記念になると思います。地の果てに来たなんだなという実感が湧きます。

石碑

ロカ岬の見どころの1つである十字架の石碑です。

観光客は順番にここで石碑と一緒に撮影するので、入れ替わりのタイミングで刻まれた文字を撮影。ポルトガルの詩人カモンイスの詩の一節です。「ここ地の果て、そして海が始まる」と刻まれてます。その下には「北緯38度47分、西経9度30分、海抜約140メートル」と刻まれています。

こちらにも石碑があります。これは記念碑的なものですかね。

広大な大西洋の景色

ロカ岬には赤と白の可愛らしい灯台があります。灯台の写真はロカ岬の観光パンフレットなどでもよく見かけます。

灯台近くまで行ってみました。中には入れませんでした。

続いて海沿いを南へ歩いていきます。

140mの断崖絶壁です。美しい大きな海が目の前に広がっています。ロカ岬の一番の見どころです。

ずっと眺めてられます。異国の地でぼんやり海をみて時間を過ごすのもよいです。贅沢な時間です。

夕日を見るために粘りましたが、雲が出てきたのと、この時期は日没が20時過ぎで帰りのバスがギリギリになりそうなので諦めました。カフェ(バー?)もありますが、18時で閉まるのでそこで日没を待つことも難しかったです。あと風が強くて寒い…。

ロカ岬からは1253番のバスに乗って、20時頃シントラ駅前に到着。この後鉄道で無事リスボンへ帰れました。リスボンから日帰りでシントラの世界遺産を観光して、ロカ岬まで行けたのでとても満足な1日でした。

まとめ

ロカ岬の見どころ・観光のまとめです。

  • 行き方は簡単でリスボンから十分日帰り可能
  • ユーラシア大陸最西端の場所
  • 140mの断崖絶壁から眺める美しい大西洋は一見の価値あり
  • 最西端到達の証明書は11ユーロで発行できる
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました