2022年6月のハンガリー旅行記です(料金などは2025年時点のものを分かる範囲で記載してます)。
バラトン湖沿いのリゾート地ケストヘイには、「ヘーヴィーズ温泉湖」という湖全体が温泉になっている施設があります。
ケストヘイ滞在中に早朝から向かいしました。贅沢な朝風呂です。
ヘーヴィーズ温泉湖とは？
ヘーヴィーズ温泉湖は、面積が約44000平方メートル、最大水深は約38mであり、湖全体が温泉として知られています。温泉療養地としても有名で、季節問わず、たくさんの人が訪れています。
最深は38mですが、浅いところでも2mはありどこへ行っても足がつきませんので浮き輪が必須です。
ヘーヴィーズ温泉湖は湖底から温泉が湧き出ており、30時間程度で湖水が全て入れ替わるため、年中凍らない不凍湖です。温度は常に30℃前後あります。
リューマチや神経痛、関節炎などに効くと言われています。
引用元 https://www.heviz.hu/en
ヘーヴィーズ温泉湖へのアクセス
ブダペストからも日帰りでアクセスはできそうですが、ゆっくり温泉湖につかると考えると、少し慌ただしいかもですね。ブダペストから行く場合は、一旦ケストヘイまで出てそこからバスで向かう感じになります。
ブダペストからのケストヘイへのアクセス方法はこちら。
今回はケストヘイに宿を取っていたので、ケストヘイからバスでヘーヴィーズ温泉湖へ向かいました。
ケストヘイのどのバス停からでもアクセスは容易です。実際に乗ったバス停は、宿から少し歩いたところにある「Keszthely, kórház」。ケストヘイのバスターミナルを経由して、目的地に向かいました。
「Keszthely, kórház」で乗れば、40分程度で目的地の「Hévíz」というバス停に着きます。
ここから歩いて10分くらいでヘーヴィーズ温泉湖に着きます。気持ちの良いリゾート地ですね。次回来ることがあれば、是非泊まってみたいと思います。
ヘーヴィーズ温泉湖のエントランスに到着です。
ヘーヴィーズ温泉湖は入口は全部で3つありますが、バスできた場合は、画像の左の赤マルの入り口に行くことになると思われます。
料金・営業時間
3時間チケットと1日チケットがありました。朝風呂してからケストヘイへ帰るつもりだったので、3時間券を購入。
3時間チケットは3800フォリント。1日チケットは6500フォリントです(2022年6月時点)。他にもメニューは色々とありました。2025年現在は、3時間チケットは4500フォリント。1日チケットは7500フォリントとなっています。詳細は公式サイトにて。
営業時間はシーズンごとに設定されており、ハイシーズンの夏は8:30から19:00までやってます。他のシーズンでは9:00〜17:30になったりします。
浮き輪レンタルとロッカー
入場チケット購入して中に入ります。ワクワクしてきました。
湖畔では皆さんくつろいでます。
まずは必須アイテム浮き輪のレンタルです。レンタル料は600フォリントに加え、デポジットで1000フォリント必要でした(2022年6月時点)。料金はエントランスではなく、直接カウンターで支払いです。
心許ない見た目ですが、これが大活躍します。これでヘーヴィーズ湖にプカプカ浮かぶことができます。
ロッカーは他の温泉と同じく、エントランスでもらったリストバンドが鍵となってます。かざすとロック解除される仕組みですね。
ロッカーの開け方の説明です。結構親切です。
ロッカーにはもちろん着替えれるところもありますので安心です。
今回も他の温泉と同じように水着持参、サンダル持参、タオル持参、スマホ用防水ケース持参です。
いざ温泉湖へ
屋外・屋内に温泉がありますが、全て繋がっており、1つの湖となっています。温泉源は建物のずっと下の最深にあるようですね。あとは場所によって深さが違います。魚もいます。
引用元 https://www.heviz.hu/en
水深2～38ｍあります、とのご案内。
まずは屋内の温泉湖へ。階段を降りて入ります。1番浅いゾーンですが、2mありますので浮き輪は必須です。室内にはこのように区分けされた温泉が複数ありました。
温泉湖は場所によって温度が違う印象でしたね。
室内にはシャワールームもあります。
いよいよ屋外へ。
屋外出たところの温泉湖は、かなり深いところですね。まあどれだけ浅くても最低2メートルなので、足がつくことはありません。ずっと足がつかないという状況が続くのは、とても不思議な感じがしますね。
ところどころに手すりもあるので、そこまで泳ぐのもよし(本気で泳ぐ人もいた)、浮き輪でぷかぷか浮かぶのもよし。贅沢な時間でした。あと写真は撮れなかったですが、他にも泥の温泉とかもありました。
疲れたら陸で休憩です。
たっぷり遊んだのでケストヘイの中心部に帰ります。出口は、入ってきた場所と違うところでした。これまた素敵な外観です。
帰りは、来た時と少し違う道を歩きます。浮き輪持参の人もいるんですね。
ほんとに街並みが綺麗です。次は泊まりで訪れたいです。
ヘーヴィーズにて「Kocsi Csárda Hévíz」というハンガリー料理店にてランチをしてから、帰りました。美味しいお店でした！
内観がかなり素敵です。
お約束のグヤーシュ、お久しぶりのピザでお腹いっぱいです。
まとめ
ヘーヴィーズ温泉湖のまとめです。
- 湖全体が温泉で、人気の療養地
- 1日ちょっとで温泉が全て入れ替わるので年中凍らない
- 水深2~38ｍで足がつかないので浮き輪必須
- ぷかぷか浮かぶだけで癒される
- 温泉周辺の街並みが素敵
