2023年4月のベトナム旅行記です。
ハノイから日帰りで世界遺産「ハロン湾」へ行きました。
湾内には、カスルト地形でできたたくさんの奇岩や島が3000近くあり、壮大な景色を見ることができます。
世界遺産ハロン湾とは?
登録名 | ハロン湾=カットバー群島 |
登録基準 | (7)、(8) |
登録区分 | 自然遺産 |
登録年 | 1994年(2000年、2023年拡張) |
ハロン湾はトンキン湾北西部にある湾です。1994年に世界自然遺産に登録されました。登録範囲は2000年、2023年に拡張されています。「ハロン湾=カットバー群島」という名称で登録されています。
ハロン湾はカルスト地形です。石灰岩台地が沈降し、海水の浸食が進んで、現在の姿となりました。湾内には大小3000もの奇岩と島々が存在しています。その風景は「海の桂林」と呼ばれており、水墨画を見ているような美しさがあります。
外敵からの侵入を防ぐことに適した地形にもなっており、過去には海賊の隠れ家となったり、中国王朝の元の侵攻の時は軍事利用されていました。
ハロン湾の世界遺産登録範囲は以下の線の内部となっています(ユネスコのサイトより)。
ツアーの利用がオススメ
ハロン湾の観光は、クルーズをはじめ、小舟で探索や鍾乳洞を見学することがメインとなっています。様々な旅行会社が様々なクルーズプランを用意しているので、自分に合ったものが見つかると思います。
自分らはハノイから日帰りでハロン湾にいくつもりだったので、「klook」で日帰りの現地ツアーを申し込みました。自力でハロン湾に行くより、ハノイのホテルから連れて行ってもらえるので楽です。しかも値段もけっこう安いと思います。ハノイからの日帰りでランチ込みで5000円前後からありますね。
klookの会員登録の際に以下の紹介コードを入力していただくと、登録後すぐに500円もらえますので、是非活用ください!
紹介コード:LPPU3Y
実際に申し込んだツアーは5000円くらいのツアーで、以下のようなルートでした。クルーズ→ランチ→小舟で探索→スンソット洞窟→ティートップ島、という十分楽しめるプランでした。朝7時ころハノイを出て、夜の20時過ぎ頃にハノイ着でした。
まずはハノイからバスで出発です。ホテルまでツアー会社の人が迎えに来てくれました。
途中の休憩です。ハロン湾の真珠の養殖場のようでした。
中にはお店がいくつもあり、ハロン湾で採れた真珠のネックレスやブローチなどがたくさん販売されていました。
こんなものまで。巨大な貝殻です。
クルーズ
ハノイを出発してから4時間弱。お昼頃にハロン湾のクルーズ船乗り場に到着しました。
出発します!残念ながら天気は少し曇ってました。
クルーズ船内部はこんな感じです。満席でした。
ランチです。知らない人と同じテーブルでシェアでします。魚介が多いですね。
クルーズ船の外へ出ると、見えてきました。ポコポコした岩山群です。
小舟で探検
カヤックとバナナボートの発着場に着きました。この辺りですかね。
カヤックかバナナボートかを選べるのですが、写真撮りたかったので、自ら漕がなきゃいけないカヤックではなく、バナナボートをチョイス。近くで岩山を見ると相当大きいです。
おさる発見。
岩山の洞窟へ向かいます。
割と天井すれすれですね。
向こうにも素敵な景色が見えてきました。
岩山に囲まれたゾーンです。長閑ですね~。素敵な遊びです。
また岩山を潜って戻ります。
スンソット洞窟
小舟探索の次は、クルーズ船で少し移動して「スンソット洞窟」へ。
カスルト地形と言えば、鍾乳洞ですね。スンソット洞窟は、ハロン湾で最も大きい鍾乳洞とのことです。ちなみにスンソットは「びっくり」という意味のベトナム語です。
巨大な石柱です。人の手が加わってないのが凄いですね。
洞窟内はかなり広いです。
鍾乳洞から外に出てると、ハロン湾の美しい景観が目の前に現れました。
ティートップ島
お次は「ティートップ島」です。スンソット洞窟からクルーズ船で少し北へ行った所の小さい島です。
雨が降ってきましたね。気温も結構下がってきました。
世界遺産マークの欄干を発見。気合い入れすぎですね(笑)。
階段を400段ほど上ると島で一番高いところへ行けます。
ここは360度ハロン湾を見渡せる絶景ポイントです。霧ががめちゃ多かったですが、これはこれで幻想的ですね。
クルーズ船乗り場へ戻り、ハノイへ帰ります。バスでの帰り際、世界遺産マークが目に飛び込んできました。瞬間的にパシャリ。
まとめ
ハロン湾のまとめです。
- 現地ツアーが安い(5000円前後~)
- ハノイから日帰りで行ける
- ハロン湾最大の鍾乳洞は必見
- 暖かい時期でも上着あったほうが良いかも
- アクティヴィティメインならカヤック、撮影メインならバナナボート
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