マレーシア旅行に際して、用意した方が良いものや注意点などをまとめました。
基本データ
首都:クアラルンプール |
言語:マレー語(国語)、中国語、タミール語、英語 |
通貨:リンギット(MYR/RM) |
人口:約3350万人 |
面積:約33万平方キロメートル |
民族:マレー系約70%、中華系約23%、インド系約7% |
宗教:イスラム教64%、仏教19%、キリスト教9%、ヒンドゥー教6%、その他2% |
政体:立憲君主制(議会制民主主義) |
入国について
①パスポート
マレーシア入国時点で、残存期間6ヶ月あれば問題ないです。ただし帰路(または次の目的地)の航空券の所持が必要です。
②ビザ
観光や商用目的での90日以内の滞在についてはビザは不要です。
おすすめ時期
マレーシアは乾季と雨季のふたつの季節に分けられますが、1年を通して温暖な気候が続きますので、日本の夏の格好でよいかと思います。日本の真夏のように35℃を超える日は少なく、朝夕は25℃前後と比較的過ごしやすいです。
観光のベストシーズンですが、マレーシアは1年通して過ごしやすく、雨季でも夕方にスコールが降る程度のため、オールシーズン楽しめる国かと思います。自分達は4月にマラッカ、クアラルンプールと行きましたが、短時間のスコールに2度ほど降られた程度でした。
Grabアプリ
東南アジアの旅に欠かせないものですね。タクシーを呼べる便利アプリですが、マレーシアでも使えます。以前はUberが主流でしたが、今は東南アジアと言えばGrabですね。
登録にSMS認証が必要なので、日本で登録するか、または現地の電話番号付きのSIMを使って登録しなければなりません。
自分の場合は、日本で登録を済ませたので、東南アジア一帯で使える電話番号なしのデータSIMを使っていました。
また、クレカ払いできますが、クレカの登録は現地でやる必要があります。日本でクレカ登録していっても、現地でSIMを入れ替えるとクレカ情報が削除されてしまうようです。
マレーシアではマラッカとクアラルンプールへ行きましたが、移動はほぼGrabでタクシーを呼びました。
両替事情
マレーシアの通貨はリンギット(MYR/RM)です。1MYR=31円ほどです(2024年1月現在)。
マレーシア国内にて日本円からMYRに両替できますが、空港だとかなりレートが悪いので、街中での両替がよいですね。ただ都市部でしたらクレカも普及しているので、そこまで現金は必要ないかもしれません。
ちなみに自分たちが両替をしたのは、マラッカのオランダ広場近くの「Spak Sdn. Bhd.」という両替所です。ここはレートが良かったです。評判も良いですね。
物価事情
年々物価は上がってますが、他の東南アジア国と同じく全体的に日本の1/3〜2/3程度という印象です。お店によっては日本と同じくらいかそれ以上のこともあります。また、イスラム国なのでアルコールは日本の2~3倍の値段です。そもそもアルコールが置いてない店が多いですね。
飲食店もホテルも安く済まそうと思えば、かなり出費を抑えることができます。
クレカ事情
マレーシアでは、クレジットカードが広く普及しています。特に首都のクアラルンプールではほぼクレカで、あまり現金を使った記憶がないですね。
主に使えるのはVisaやMastercardです。
交通事情
①都市間の移動
主に鉄道とバスがあります。
鉄道はマレーシア鉄道公社が運営しているマレー鉄道があります。マレー半島を南北に縦断する長距離鉄道です。南端のジョホール・バルを基点とし、イポーやタイピン、隣国のタイまでつなぐ西側のルートを走っています。
バスは国内各地への移動が可能です。本数も多く、複数のバス会社が運行しています。料金も安いです。
ネットでもマレーシア各地へのバスや鉄道が予約できます。「easybook」というサイトが便利ですね。
②クアラルンプールでの移動
鉄道や循環バスなどかなり整備されています。
市内の鉄道は「LRT」、「モノレール」、「MRT」という3種類があります。クアラルンプールを観光で巡る際には強い味方となります。あとはKTMコミューターというマレーシア鉄道公社が運営している近距離路線があります。近郊の人気観光地バトゥケイブやイポーなどに向かう時に使います。
バスは中心部、近郊、郊外などあらゆるエリアを網羅していますが、路線が複雑で旅行者が利用するのは多少ハードルが高いかもしれません。あとは通学・通勤用に無料の循環バス「Go KLバス」 というのもありますのでうまく活用できるとよいかもです。
また、Grabタクシーがどこでも使えるので、手っ取り早い手段ですね。乗車賃もそこまで高くないです。特に複数人での旅行なら人数で乗車賃を割れるので、値段が鉄道やバスとあまり変わらなくなる可能性があります。
ただクアラルンプールは時間帯によってはかなり渋滞するので、その時間帯は鉄道移動が無難かもでしれません。
③マラッカでの移動
マラッカでは旧市街の観光地ではほぼ徒歩、シクロ、少し遠方ならタクシー移動になるかと思います。
マラッカへのアクセスは、ほとんどの場合長距離バスで「マラッカ・セントラル・バスターミナル」に到着することになりますが、バスターミナルから旧市街へは距離があるので、そこはタクシーもしくは市バスを利用することになります。
お手洗い事情
マレーシアの公衆トイレには、基本的にトイレットペーパーがありません。トイレ用のウェットティッシュなどあるとよいですね。公衆トイレは料金がかかりますが、レストラン内などでは無料で使えるところもありました。
全体的にそれなりな清潔感でした。汚くて入れないという感じはしなかったです(個人差はありますが)。
マレーシアではトイレで用を済ませた後、局部を水で洗って清めるというイスラムの習慣があるため、便器の隣にはホースが設置されています。なので、床がビチャビチャになっていることが多いです(笑)。汚いという訳ではないです。
現地ツアー
現地ツアーが各会社からたくさん出ています。比較的リーズナブルなので、ツアー利用もおすすめです。旅行・レジャー予約サイト「klook」でもツアーがたくさん出ています。
klookの会員登録の際に以下の紹介コードを入力していただくと、登録後すぐに500円券がもらえますので、是非活用ください!
紹介コード:LPPU3Y
あった方が良い持ち物
①虫除け
マレーシアは蚊が多い(特に雨期)ので、必須アイテムと言えます。蚊が媒介してかかるデング熱の感染者数が年々増加しているらしいので、とにかく刺されないような対策をした方が良いですね。あとホテルのベッドのダニ対策もあったほうが良いですね。
②コンディショナー
ホテルにはアメニティグッズとしてシャンプーのみ置いてある感じでした。リンスはお店でもほぼ見かけなかったので、必要な人は日本から持ち込みましょう。
③ウェットティッシュ
日本と違い、おしぼりはないので、食事前などに使えるように持参必須かなと。あと、街中のトイレにはトイレットペーパーがないので、トイレ用のものがあると便利です。
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